いつもあなたは同じ仲間や家族といて
居心地がいいと思っていますか？
全くあなたといけんの違う人とお話することは
かなり疲れることであると思います。
あなたの感覚と違う人の意見は【ノイズ】であり
かなり聞きにくい意見ですよね。
情報も同じで、自分の意見に近い意見ばかり集まります。
それに触れていれば安心できるし、
単純に心地がいいですよね。
自分が考えていることをうまく言語化してくれる
人や情報は、触れると嬉しいものです。
でもそれは情報の取り扱いにおいて
百害あって一利なしです。
世の中に流通する様々な情報や考え方、
価値観や立場の違いを扱う感度が
鈍くなってしまいます。
情報に対する批判性も落ちることとなります。
ある意見に反論しようと思うとき
相手はどのように世界を見ているのか、
相手の立場はどの位置なのか、
そのあたりを見極めるところからです。
自分の考え、自分の立場で相手に反論しても
前提条件が違うことが多いからですね。
頭ごなしに批判しても
相手は自分の常識で反論してきて
あなたの意見が受け入れられることはないです。
もちろん自分と異なる意見に触れていると
腹が立つことが多いです。
でもその中でも
「なるほどな」
「この部分については的確だな～」
と納得することは意外とありますね。
異なる意見の中からそれをキャッチできるようになると
相手のことを深く理解できるし自分の考え方の幅も広がり
いいことづくしです。
更に自分の意見と違う「ノイズ」は
自分の考えと化学反応が起きて
新しい発想を得られるということも
あるというのです。
確かにそうですよね。
自分の常識の中だけで生きていると
今まで当たり前と思ってきたことは
当たり前でしかないですが、
実はそうではなかったということが
沢山あります。
自分の地元では○○が常識だったけど
東京に行ってみると違った。
ってことは多いですもんね。
自分が見たい情報ばかりに触れてしまうことを
「フィルターバブル」と呼ぶそうです。
自分だけのフィルターにこだわらず
【ノイズ】情報も積極的に
取り入れていきたいものですね。
